信頼できる専門店で、
自分にあった補聴器を
選びましょう。

補聴器は、専門の知識をしっかりと持っている専門店で、じっくりと相談しながら選ぶことが重要です。特に「補聴器は初めて」という人の場合は、気兼ねすることなく、小さなことでも気軽に話せることが非常に大切です。コルチトーン補聴器は、国産補聴器メーカー先駆けとしての技術開発力、さらに直営店でのお客様へのサポート力には大きな評価をいただいております。

聞こえのしくみを
知りましょう

「聞こえ」の具合は人それぞれ違います。
必ず聴力の測定を受けてから補聴器をお選びください。

耳の仕組みについて。耳介から外耳道、鼓膜までを総称して「外耳」、鼓膜・耳小骨・前庭窓までを総称して「中耳」、蝸牛・三半規管・耳管・鼻咽喉を総称して「内耳」、前庭神経より繋がる神経を「聴神経」という。
  • 伝音性難聴

    外耳から内耳にかけて障害が起こったもの。

  • 感音性難聴

    内耳から聴神経、脳にかけて障害が起こったもの。

  • 混合性難聴

    伝音系と感音系両方にかけて障害が起こったもの。

補聴器の種類を知りましょう

補聴器には様々な種類があります。かたちも違えば価格や搭載されている機能によっても違いがあります。それぞれの特長をよく理解して、自分の聴力や聞こえの状態、形状や装用感・予算などに合う補聴器を選ぶようにしましょう。

補聴器選びのポイント

POINT1 聴力

補聴器を選ぶ上で重要なポイントです。聴力に合っていない補聴器を使用すると効果が出ないどころか、過度な集音や音量によるストレスが生じます。

聴力によってある程度、お使いいただける機種が絞られ、どの周波数帯を強調するか調整の目安もわかります。チャンネル数の多いデジタル補聴器は、周波数ごとに細かく微調整することができます。

POINT2 装用感

補聴器を装用して、全く違和感のない方、密閉感や自声の響きが気になる方など、装用感は様々です。オーダーメイド耳あな型は、耳型を採取して作成しますが、ピッタリしすぎて密閉感が強くなる場合もあります。

耳かけ型やRICは、耳せんのサイズや形状を変えることで密閉感、装用感は変わります。

POINT3 使い勝手

補聴器は、毎日使うものですから、使い勝手も大切なポイントです。

形の小さいものはボリューム調整器・操作部・使用電池などが小さくなります。最近では、電池交換不要の充電式補聴器もあります。

POINT4 使用環境

使用環境によって、お勧めする補聴器も異なります。例えば、ご使用になる場所が多岐に渡る場合(職場、騒音の激しい場所、広い場所、ご家庭、レジャーなど)と、ご家庭だけで使用する場合では選ぶ補聴器も違ってきます。

ご予算・形状やタイプも考慮して、
総合的に判断することが大切です。

補聴器を両耳に装用する
ことで、
バランスよく自然に
聞くことができます。

人の聴覚の仕組みは、左耳からの音情報は主に右脳に伝わり、右耳からの音情報は主に左脳に伝わります。そして左脳と右脳にバランスよく音情報が届くと、左右の脳が協力してさまざまな能力を発揮します。例えば、少々騒がしい場所でも、周囲のさまざまな音の中から話し相手の声を聴き分けられるのも、この能力のひとつです。このような脳の働きを活かすためにも補聴器の両耳装用が有効です。

両耳装用でこんな効果が
期待できます

方向感覚が
つかみやすくなる

方向感覚が
つかみやすくなる

騒音下でも
聞きやすくなる

騒音下でも
聞きやすくなる

右脳、左脳の活用で
バランスよく聞き取れる

右脳、左脳の
活用でバランスよく
聞き取れる

言葉の判別が
しやすくなる

言葉の判別が
しやすくなる

疲れにくくなる

疲れにくくなる

補聴器をしていない側の
耳の聞き取り能力の
低下を予防する

補聴器を
していない側の耳の
聞き取り能力の
低下を予防する

補聴器選びから
購入までの流れ

STEP1 カウンセリング

どういう音が聞こえにくいのか?どんな時に不自由を感じるのか?など、お客様の「聞こえ」の状態をできるだけ詳しくお話しください。

補聴器についての疑問や不安なども、遠慮なくお尋ねください。ご家族の方に同席してもらうこともおすすめします。

STEP2 聴力測定

安心の測定環境で、聴力の状態を詳しく調べます。

STEP3 補聴器の種類を選択

聴力測定の結果をベースに、補聴器を選びます。

STEP4 フィッティング

お客様の聴力や聞こえの状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力など、きめ細かな調整を行います。

STEP5 試聴

実際に補聴器をつけて音を聞いてみます。様々な環境で言葉がどう聞こえるかをお試しいただきます。

STEP6 購入~使用開始

使用している中で、聞きづらい点が出てきと感じたら補聴器の調整をご相談ください。また、定期的な補聴器のクリーニングも大事なポイントです。

お役立ちコラム

補聴器と集音器の違い

補聴器と集音器の大きな違いは、製造工程から厚生労働省のチェックを受けて、管理医療機器認証番号を取得している医療機器であるか、そうでないかです。補聴器は医療機器ですが、集音器や助聴器は医療機器ではありません。