ステラ リーチRIC-Li: 新世代補聴器の進化

近年、補聴器の選択肢としてRICタイプが多く選ばれてきました。
RICタイプの補聴器が好評な要因について

• 音が効率的に届く
• より自然な装用感
• デジタル処理〜音声解像度の向上
• 充電式補聴器の登場

詳しい内容は別のブログでご紹介しておりますので、こちらのブログをご確認ください。

２０２５年９月３０日に発売されたコルチトーン補聴器「ステラ リーチ RIC-Li」の30・20ランクは、従来の「BIコアシリーズ」の同ランクと比較して、より自然でクリアな聞こえと先進機能を提供しています。RICタイプの補聴器を検討されているお客様に向けて、今、この「リーチ」を選ぶべき理由を解説します。

---

①「ボイススタビライザー」による、言葉の再現度・明瞭度の飛躍的向上

リーチシリーズの最大の特長は、コルチトーンの最新プラットフォーム「REACH」に搭載された新機能「ボイススタビライザー」です。この機能は、騒がしい環境での会話時に、言葉を圧縮せずにリニアに増幅し、騒音だけを圧縮することで、より鮮明で自然な聞こえを実現します。

従来の補聴器では、騒音下で音を可聴域に収めるために言葉も一緒に圧縮されてしまい、鮮明さが損なわれることがありました。BIコアシリーズも「スピーチプリザベーション」という機能で音声と騒音を独立して処理し、騒音下での聞き取りを向上させていますが、リーチのボイススタビライザーは「言葉を圧縮しない」という点で、言葉の再現度と明瞭度においてさらなる進化を遂げています。

②ランクごとの機能強化：より細やかな調整と高度な騒音抑制

ステラ リーチ RIC-Li 30ランクの優位性

• チャンネル数とハンドル数の向上：

  ステラ リーチ RIC-Li 30ランクは、24チャンネルと12ハンドルを搭載しています。これはBIコアRIC-Li 30ランクの16チャンネル・8ハンドルと比較して大幅な増加です。チャンネル数とハンドル数が多いほど、個々の聴力に合わせてよりきめ細かく音質調整が可能となり、静かで鮮明な音質を実現します。

• 騒音抑制の精度向上：

  リーチ30ランクは24分割の騒音抑制機能と24チャンネルの雑音追尾型指向性を備えています。BIコア30ランクの16分割騒音抑制・16チャンネル雑音追尾型指向性よりも、複雑な騒音環境下でより効果的に雑音を抑制し、会話に集中しやすくします。

ステラ リーチ RIC-Li 20ランクの機能強化

• サウンドスムージングとウィンドノイズキャンセラーの搭載：

  ステラ リーチ RIC-Li 20ランクには、新たにサウンドスムージングとウィンドノイズキャンセラーの機能が搭載され、前シリーズより快適な聞こえを提供します。

  サウンドスムージング：食器のぶつかる音や新聞紙をめくる音など不快な突発音を抑制します。
  ウィンドノイズキャンセラー：不快な風雑音を低減させます。

③RICタイプ補聴器が持つ本来の利点をさらに追求

RIC（Receiver-In-Canal）タイプ補聴器は、その構造と装用感から、近年補聴器の主流となっています。ステラ リーチ RIC-LiもこのRICタイプの利点を最大限に引き出しています。

今回は、ブルートゥース接続について追求していきたいと思います。

• ブルートゥース接続とスマートフォン連携：

  ステラ リーチ RIC-Liは次世代のワイヤレス規格ブルートゥースLEオーディオに対応し、iPhoneやAndroidスマートフォンと連携して通話や音楽を直接補聴器で聞くことが可能です。スマートフォン以外にもPC接続などブルートゥースLEオーディオ搭載機器との接続が可能となり、より多様なシーンで補聴器の利便性を享受できます。BIコアRIC-Liも同様の機能を有していますが、どのランクでもブルートゥースLEオーディオが非搭載となっており、また30・20ランクではハンズフリー通話に非対応という違いがあります。

---

👉 コルチトーン補聴器では REACHシリーズを含むRIC補聴器の無料試聴 を実施しております。

お気軽にコルチトーン補聴器東京サービスショップにお問い合わせください。

東京サービスショップは、認定補聴器技能者が在籍している認定補聴器専門店でございます。