「充電式」vs「電池式」どっちがあなたに合う?(①比較編)
コロナ禍以降、補聴器の選択肢として充電式補聴器が注目を集め、多くの方に選ばれてきました。
近年は利便性の高い「充電式」が主流ですが、従来からある「電池式」にも選ばれる理由があります。
今回は、それぞれの特徴を比較表にまとめ、プロの視点で後悔しない選び方を解説します。
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「充電式」と「電池式」の比較一覧表
まずは、それぞれの特徴を一目で確認してみましょう。
| 項目 | 充電式補聴器 | 電池式(電池交換式) |
| 主なメリット | 電池交換が不要。汗や水に強く、故障しにくい。 | 予備電池があれば即復旧。極小サイズも選べる。 |
| 主なデメリット | 充電を忘れると使えない。電池式より少し大きい。 | 数日〜2週間ごとの交換作業が手間。 |
| 操作性 | 置くだけでOK。誰でも扱いやすい。 | 指先での細かい作業が必要。 |
| サイズ感 | バッテリー内蔵のため、少し厚みが出る。 | 耳穴型の極小サイズ(見えないタイプ)が可能。 |
※CICタイプでの比較

↑充電式 ↑電池式
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充電式:手間いらずで現代的な選択
専用ケースに置くだけで充電が完了する、スマートフォンに近いスタイルです。
【メリット】
- 取り扱いが簡単: 空気亜鉛電池を扱う必要がありません。手先の作業が苦手な方や、視力に不安がある方に最適です。
- 故障に強い構造: 電池の蓋がない密閉構造のため、故障の最大原因である汗や湿気が内部に侵入しにくくなっています。
※注:故障しにくい構造ですが、決して故障しないわけではありません。長くお使いいただくためには、定期的な店舗でのお手入れが必要です。
【デメリット】
- 充電忘れのリスク: 充電を忘れると翌朝使えません。また、専用の充電器がないと外出先ですぐに充電することができません。
- サイズ感: 耳あな型補聴器の場合は、バッテリーを内蔵する都合上、電池式に比べると本体に少し厚みが出る傾向があります。
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電池式:自由度と「サイズ・安心」を優先する選択
空気亜鉛電池を入れ替えて使う、従来からのスタイルです。
【メリット】
- 「耳あな型」で目立たず: 充電池を組み込むスペースが不要なため、耳の穴にすっぽり隠れる超小型の「耳あな型」が選べます。「補聴器をつけていることを知られたくない」という方に最適です。
- 即座に復旧: 電池が切れても、予備に入れ替えれば数秒で復活。停電時や旅行先でも、電池さえあれば安心です。
【デメリット】
- 交換の手間: 数日〜2週間ごとに、5mmほどの小さな電池を指先で交換し続けなければなりません。
- ランニングコスト: 常に電池を買い足す必要があり、5年間で片耳約8万円ほどの電池代がかかる試算もあります。

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結論:あなたにピッタリなのはどっち?
「充電式」がおすすめな人
- 電池の交換が「面倒」「難しい」と感じる方
- 汗による故障のリスクを少しでも抑えたい方
- 本体の大きさ(サイズ)はそれほど気にしない方
「電池式」がおすすめな人
- 初期費用をできるだけ安く抑えたい方
- 出張や旅行が多く、荷物(充電器)を減らしたい方
- 災害時の停電リスクを特に心配される方
- 「耳あな型」など、小型で見えないことを最優先したい方
補聴器は毎日を支える大切なパートナーです。まずは店頭で、実際の「サイズ感」や「操作性」を試してみることから始めませんか?
次回は、気になる「補聴器の寿命と5年間のトータルコスト」について。充電式の意外な弱点(限界)についても詳しく触れますので、ぜひチェックしてください。
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