「充電式」vs「電池式」どっちがあなたに合う?(②寿命・コスト・限界編)
コロナ禍以降、補聴器の選択肢として充電式補聴器が注目を集め、多くの方に選ばれてきました。
近年は利便性の高い「充電式」が主流ですが、従来からある「電池式」にも選ばれる理由があります。
今回は、購入後に直面する「寿命」「維持費(トータルコスト)」、そして利便性の裏にある「限界(弱点)」について、解説をしていきます。
1.補聴器の「寿命」と「使用時間」の目安
補聴器の「寿命」には、本体の耐久性と、バッテリー・電池の寿命の2通りがあります。
・補聴器本体の寿命(耐用年数):約5年
一般的に「使用開始から5年間」が目安となります。この使用期間の目安は、厚生労働省が定めた総合支援法に記載されている、補装具としての耐用年数に基づいています。
A. 充電式の「稼働時間」と「バッテリー寿命」
稼働時間:1回のフル充電で 約20〜30時間 使用可能です。
バッテリー寿命:約4〜5年で性能が低下します。この場合、ユーザー自身では交換できず、メーカーでのバッテリー交換(修理対応)が必要です。
B. 電池式の「空気電池」の寿命:5日〜2週間
電池サイズや環境によりますが、この短いサイクルで常に交換し続ける手間とコストが発生します。
2.維持面(コスト)の比較
「初期費用」だけでなく、「耐用年数の約5年間の維持費」を含めた視点が大切です。
■ 充電式補聴器の場合
- 維持費: 電気代(年間約130円) + バッテリー交換費用
- ポイント: 日々の電池購入は不要ですが、数年後にメーカー修理扱いでのバッテリー交換(2〜4万円程度)が発生します。
■ 電池式補聴器の場合
- 維持費: 空気電池代のみ
- 計算例(両耳): 1シート1,320円(税込/6粒入)を年間17シート使用した場合、5年間で 112,200円 の電池代がかかる計算になります。
(※312電池を1週間で交換、3週間で1シート消費と仮定)

💡 ここがポイント!
初期費用は電池式の方が安いですが、長期的なコストと「ご自身で電池を交換する手間」をどう考えるかが、選択の分かれ目になります。
3.知っておきたい「充電式補聴器」の限界
圧倒的に便利な充電式ですが、以下の「限界」を理解しておくことが大切です。
・インフラ(電気)への依存
災害・停電時には弱いため、備えが必要です。
・外出先でのトラブル復旧
充電器を忘れると、電池式のように「その場で解決」はできません。
・突発的なトラブル
充電していても、突然のバッテリー不具合で使用不能になるリスクもゼロではありません。
・「聞こえない時間」の発生
充電している間は補聴器なしで会話をしなければなりません。
・修理中の日常生活への影響
バッテリー交換は「メーカー修理」となるため、1週間~2週間程度手元を離れる期間が発生します。
※前回の重要なおさらい
充電式は汗に強いですが、決して故障しないわけではありません。
毎日の乾燥と店舗でのクリーニングは欠かせません。
4.結論:あなたにピッタリなのはどっち?
- 「充電式」: 日々の煩わしさがなく経済的だが、充電忘れや充電池交換の不便さがある。
- 「電池式」: 手間とコストはかかるが、予備があれば「聞こえない時間」を作らずに済む。
補聴器は毎日を支える大切なパートナーです。
まずは店頭で、実際に充電式と電池式のサイズ感や電池式の操作性を試してみることから始めませんか?
★当店は、認定補聴器技能者が在籍している「認定補聴器専門店」です。
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