まもなく立春ですが、まだまだ寒い日が続いています。
私の自宅近くにある公園のスイセンは見頃を迎えています。
さて、こんな寒い日に突然、補聴器の音が聞こえなくなったり小さくなってしまうことがあります。
特に耳かけ型補聴器に起こりやすい症状なのですが、もしかしたら「結露」が原因かもしれません。
補聴器のチューブ内の体温で暖められた空気が、冷たい外気にさらされてチューブ内に結露が発生してしまうことがあります。
チューブ内に結露が発生しています。
この結露が集まって水滴になりチューブ内を塞いでしまうと音が聞こえなくなったり小さくなってしまいます。
水滴はチューブ内の曲がった部分に溜まることが多いです。(撮影用に青色に着色した水を入れてます。)
耳かけ型補聴器からチューブを外して、チューブを振るなどして水滴を取り除くと症状は改善しますが、同様の症状が頻発してしまうこともあります。
対策として電気式補聴器乾燥機をお勧めしますが、簡易的な方法としてチューブ内に木綿の糸を入れておくと症状の軽減に役立ちます。
撮影用にチューブ内に青色の糸を入れてあります。
実際は目立ちにくいように白色の糸を使用しています。
弊社サービスショップで対応させていただきますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
また、耳かけ補聴器以外の補聴器に同じような症状が出た場合は、状態があまり良くない可能性があります。
補聴器の点検をさせていただきますので是非お持ちください。
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